コエンザイムQ10のすべて

コエンザイムQ10の効果的なとり方

現在、日本ではコエンザイムQ10を主成分としたサプリメントや化粧品が多数発売されています。ここでは、コエンザイムQ10製品をより効果的に取り入れるための情報をご紹介します。

1.一日の摂取量の目安は?

栄養補助食品やサプリメントとしてコエンザイムQ10を補う場合、一日の摂取目安はおよそ100ミリグラムとされています。
もともと人体内にある物質ですから、基本的に副作用の心配はありません。体調が崩れやすい季節の変わり目や、ウイルスや細菌が心配な季節などには、意識的に摂取量を増やして細胞を活性化し、予防的に使うことも可能です。

2.サプリメントは脂分と一緒に

人体内に存在するコエンザイムQ10は脂肪に溶けています。水には溶けず油に溶ける脂溶性ですから、素材そのままでは吸収されるまでに時間がかかります。そのため食材として摂取するならコエンザイムQ10を含むイワシや牛肉などをオイルで調理するとよいでしょう。またサプリメントの場合、空腹時に水で飲むと吸収されにくいので、なるべく栄養バランスのよい食事の後30分以内の摂取をおすすめします。

3.自然界では何に含まれている?

コエンザイムQ10は以下のような自然界の食品にも含まれています。

・イワシ
比較的多いとはいえ100グラムのイワシに、コエンザイムQ10はおよそ6ミリグラム強。一日に必要なコエンザイムQ10の量が100ミリグラムといわれていますので、計算上では20匹以上食べなければなりません。

・オイル
オイルの中にもコエンザイムQ10が含まれています。とくに一価不飽和脂肪酸が豊富な菜種油や、高不飽和脂肪酸が含まれる大豆油などが質の良いオイルといえそうです。ただ一日の必要量をオイルでまかなうことは現実的ではなく、炒めオイルとして使う程度にとどめておきましょう。

・野菜や豆類

野菜ではホウレンソウとブロッコリー、豆類はピーナッツ、大豆に含まれています。こちらも先のオイルをかけて召し上がると効果が高まります。

4.コエンザイムQ10にプラスワン

コエンザイムQ10は、人体とたいへん相性の良い物質です。単独摂取でも一定の効果を実感できますが、特に改善したい症状がある場合は、他の有効成分と組み合わせることでさらなる相乗効果が期待できます。

例えば、紫外線によるシミ対策には、コエンザイムQ10+ビタミンE・ビタミンCの組み合わせ。抗酸化作用のトリプル効果でシミへの作用を強めることができます。さらに、お肌のたるみや乾燥が気になるならコエンザイムQ10+コラーゲン・プラセンタ・ヒアルロン酸の組み合わせがおすすめです。

このほかにも、カルシウム・マグネシウムなどのミネラルとともに摂取して栄養バランスを改善したり、グルコサミン・コンドロイチンと摂取してすり減る関節をケア、またDHA・EPAなどと一緒につづけて血液サラサラ、記憶クッキリをめざすなど、気になる症状に対してより積極的にアプローチすることが可能となります。
このように自由度の高い使い方ができるのも、コエンザイムQ10が体内で合成されてきた成分だからです。

ただし、コエンザイムQ10は健やかな毎日を送るための縁の下の力持ちであって、医薬品のような治療効果や、即効性を期待するものではありません。あくまでも継続を前提に、大きな病気を招かないための予防として活用されることをおすすめします。

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