コエンザイムQ10のすべて

こんな悩みにもコエンザイムQ10

コエンザイムQ10の正式名称は「ユビキノン」。ラテン語で、いたるところに存在するという意味の「ユビキタスubiquitous」が名前の由来です。
この由来が示すように、コエンザイムQ10は体のあらゆる臓器と細胞に広く存在しますが、改善が期待できる悩みや症状についても驚くほど幅広いことで知られています。
心臓機能の改善、血流促進、抗酸化作用、免疫力アップ、老化抑制、美容効果などコエンザイムQ10の基本的な効果以外で、「こんな悩みに!?」という秘めたパワーを集めてみました。

1.睡眠改善

コエンザイムQ10は血流を改善し、体内にたまった疲労物質の代謝を早めます。また、疲れた筋肉などの回復も早めます。コエンザイムQ10を補うことで良質な睡眠が取れるようになり、睡眠時間が不足したときの蓄積疲労の度合いに変化がでてきます。

睡眠中の美肌回復効果にも期待でき、ターンオーバーを早めることでシミへの改善も期待できます。

2.低血圧

低血圧になる原因はいろいろありますが、最近の調査では低血圧の人の血中コエンザイムQ10濃度が低いということがわかりました。
コエンザイムQ10の継続摂取で心臓のポンプ機能を高めることで、低血圧を改善してめまいやふらつき、寝起きの良さなどにも期待できます。

3.二日酔い

お酒が好きな方にとって二日酔い対策は、肝臓のケアとともに大事なポイント。コエンザイムQ10は肝機能を高め、アルコール分解能力をアップしてくれます。飲酒の習慣のある方は、日頃からコエンザイムQ10を飲んでおくことで肝臓の機能を助け、二日酔いの予防に役立ちます。

4.睡眠時無呼吸症候群、いびき

睡眠時無呼吸症候群の患者を対象にしたコエンザイムQ10の実験で、半数以上の人にいびきの減少が認められ、さらに熟睡できたと回答しました。このことから、コエンザイムQ10を寝る前に服用することによって睡眠時無呼吸症候群やいびきの改善に役立ち、朝の目覚めが良くなることがわかりました。

途中で起きることなくぐっすりと眠れ、体の疲れ、息苦しさ、ストレスなどから開放されます。

5.歯周病

歯周病患者を対象とした臨床実験において、コエンザイムQ10を1日100mg、2〜8ヶ月投与したところ、歯周病の症状が軽減したという報告があります。コエンザイムQ10によって口内の免疫レベルが上がり、歯周病菌の繁殖をおさえることに優位に働いたということです。歯槽膿漏による口臭予防にも役立ちます。

6.薄毛

年齢とともに毛根に栄養が届かなくなり、毛根も生えてきた髪も痩せて抜けるのが女性型の薄毛。コエンザイムQ10には発毛に不可欠なビタミン類が豊富に含まれるほか、血行促進によって毛根に必要な栄養素が行き渡ることで丈夫な髪を育てます。

一方、男性型の薄毛に対しては、毛根につまった脂が酸化するのを防ぎ、頭皮を健やかに保つことで抜け毛・薄毛の改善に役立ちます。

7.男性の夜の悩み

EDや勃起不全など男性ならではのお悩みには、コエンザイムQ10と滋養強壮系の素材を組み合わせた製品があります。コエンザイムQ10の血流増加作用とスタミナアップ作用に加え、高麗人参やマカ、スッポンなどの相乗効果で日常的に自信を取りもどすことができるでしょう。

8.関節痛

加齢にともないヒザ関節や股関節の痛みが増してくるのは、関節と関節のクッションの間の軟骨がすり減ることによるものです。その原因は、関節の衝撃をやわらげてクッションの役割果たすコラーゲンが不足してしまうことです。
骨同士がぶつかって痛みが増し、歩行が困難になることで運動不足をまねき、さらに筋肉が低下して骨折リスクが増します。

そのような方がコエンザイムQ10によって改善するのは、コラーゲン不足の解消と筋肉の強化です。同時に骨の細胞を活性化さえることで軟骨の再生も促しますので、ひざ、腰、関節の動きが鈍くなってきた方は軟骨がすり減る前に積極的にコエンザイムQ10を補いましょう。

9.骨

骨はコラーゲンの集まりで、そのすき間をカルシウムが埋めています。中年女性の骨粗鬆症予防にということでカルシウム補給が奨められていますが、実際にはカルシウムだけを摂取しても強い骨をつくることはできません。
コエンザイムQ10を積極的に摂取してコラーゲンの細胞を活性化させ、骨の再活性をサポートしましょう。

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