コエンザイムQ10のすべて

コエンザイムQ10と活性酸素

私たちはストレス、偏食、喫煙、飲酒、運動不足など、病気の危険因子と隣り合わせに暮らしています。そうした病気のリスクを軽減するために活用したいのが、抗酸化作用に優れたコエンザイムQ10です。

1.健康の大敵、活性酸素

リンゴの皮をむいて放っておくと、酸素に触れて茶色く変色します。それと同じように私たちの体内も加齢とともに酸化し、サビついた状態になってしまいます。なぜ私たちの体は酸化するのでしょうか。

体が酸化する原因、それは活性酸素です。活性酸素は呼吸から取り込んだ酸素が変化したものです。本来は自己免疫として機能し、ウイルスや細菌を分解して体を守るよう働きます。ところが体内で増えすぎてしまうと正常な細胞まで攻撃しはじめ、細胞膜を破壊してDNAにもダメージを与えてしまうのです。

活性酸素が影響する病気の代表的なものといえば、3人に1人が発症するというガン。さらに動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など、死に直結する深刻な病を引き起こすリスクも高くなってしまうのです。

2.活性酸素と闘うファイター、コエンザイムQ10

一方、活性酸素を打ち消す能力、抗酸化作用を備えているのがコエンザイムQ10です。ただ残念なことに、コエンザイムQ10は加齢、ストレス、病気によって減少してしまいます。
日々ストレスにさらされている現代人にとって、コエンザイムQ10を失うことは城壁を失うようなもの。ストレスの多い生活をしている人は、転ばぬ先の杖としてコエンザイムQ10を補い生活習慣の改善を心がけましょう。

3.肌の酸化にも活躍

活性酸素の攻撃は体内の細胞ばかりではありません。お肌にも影響を与え、次のようなトラブルの原因となります。

・ハリや弾力を失う
真皮層でお肌のハリや弾力を保っているのがコラーゲン・エラスチンです。活性酸素はこれらの細胞を変性させてダメージを与え、シワやたるみを引き起こします。

・DNAにダメージを与える
活性酸素は、肌細胞のターンオーバーをコントロールする遺伝子にダメージを与え、28日周期で再生する肌リズムを遅らせます。すると古い角質が重なって透明感と弾力を失い、肌あれを防ぐバリア機能も低下してしまいます。

・毛穴の開きや黒ずみを招く
紫外線やストレスの影響で活性酸素が発生すると、皮脂が酸化して毛穴が黒ずみます。また皮膚のハリがなくなることで毛穴が閉じなくなり、次第にぽっかりと目立つ状態になってしまいます。

このように肌トラブルの多くが活性酸素によるものです。
コエンザイムQ10は強力な抗酸化作用によって活性酸素による肌トラブルを防ぎ、免疫力も高めてダメージに負けない肌づくりに役立ちます。

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